私は昔から体質的に太った体型になったことはありませんでした。
腹筋も割れていたのですが、やせ型の傾向で筋肉はあまりありませんでした。
太っているよりは痩せているほうが良いと思っていましたが、線の細い体があまり好きではありませんでした。
そんなときにテレビで筋肉体操を偶然見かけたのです。出演していた武田真治さんの肉体に目を奪われてしまいました。
顎関節症をきっかけにトレーニングを始めた武田真治
武田真治さんの鍛え上げられた胸板はとてもカッコよく見えたのです。一瞬でファンになってしまいました。
武田真治さんは顎関節症と診断されたことがあり、医者からすすめられて健康のためにトレーニングを始めたそうです。元々、アスリートではないのに作り上げた筋肉はとても素晴らしいと思いました。同時に、自分にもできるのではないかと思ったのです。
武田真治の胸の筋肉を目標に
少しでも近づくために…胸の筋肉を鍛えよう。
私は武田真治さんを最初に見たときに、まず胸の筋肉に目を奪われました。
まずは胸を鍛えていこうと決めました。調べてみると胸の筋肉は体の中でも比較的大きな筋肉であるということがわかりました。大きな筋肉を鍛えると代謝が上がり、将来太りにくい体になるそうです。
元々、やせ型体質ではあったのですが、年齢も30歳を超えて、周囲は皆、太りだしていたので不安はありました。胸の筋肉を鍛えればこのまま太ることもなく体のラインをキープできるのではないかと思いました。
また、胸板が厚くなると見た目も変わるので、今よりも少しモテるのではないかという発想もありました。
初心者はチェストプレスがやり易い
胸の筋肉を鍛えるにはいくつかの方法があるということもわかってきました。
自分の体重を使うことができるプッシュアップ、バーベルを使うベンチプレスなど様々な方法があったのですが、私はその中からチェストプレスを選びました。
マシンはトレーニングの軌道が安定するので、怪我のリスクも少なく、初心者にも扱いやすいものだからです。
チェストプレスのやり方
チェストプレスはまずイスの高さから調整していきます。
胸の筋肉を鍛えたいので、グリップの高さが胸のトップと同じになるようにします。
筋肉は大きく動かした方がトレーニング効果が高いので、最初は胸をしっかりとのばしてセットします。イメージとしてはシャツの前側にしわができないようピンと伸ばしておく感じです。
セットができたらグリップをしっかりと握り、前に押し出していきます。呼吸は押すときに吐き、もどすときに吸っていきます。これが基本となりますが、より大きな力を出すには息を止めた方がいいという話しを聞きました。血圧が上がるので健康状態と相談して消えるとよいでしょう。
フォームの注意点は肩を上げないようにすることです。肩があがってしまうと、肩にストレスがかかり痛める原因になります。また、胸への刺激も減少してしまうからです。
肩を下げ、背中や後頭部を背もたれにしっかり固定すると上手にできます。目線が下がると頭が背もたれから離れてしまうので、まっすぐ前を見ながらトレーニングができると良いです。
チェストプレスの効果
私はこのチェストプレスを週に2回とりいれました。大きな筋肉なのでまずは軽い重量から始め、15Kgで20回くらいウォーミングアップします。
その後に、40Kgを10回、35Kgを10回、30Kgを10回おこなうようにしました。重量を徐々に軽くしていったほうが最後まで筋肉を使い切ることができると思ったからです。
最初はすぐに筋肉痛がきて、トレーニング後2日は筋肉痛が続きました。徐々に慣れてきて、1カ月もすると体に変化が現れました。
衣服の上からでも胸板が厚くなったとわかるほどでした。武田真治さんにはまだ程遠いですが、家族や職場の同僚からほめられると、とてもうれしく思いました。
今では鏡で自分の体を見ることが日課になっています。特にトレーニング後に自分の体を見ることが、次のトレーニングへのやる気につながっています。