学生時代はソフトボール部に所属し、細くもなく太くもなくいわゆる「普通体型」でした。
標準体重は維持していましたが、夜勤のある仕事に就き、食生活の乱れやストレスから、やや体重増加傾向にありました。
結婚を機に一時専業主婦になり、その自由さに「なんて幸せなのだろう~!」とのんびり家事をし、好きな物を好きな時に好きなだけ食べると言う生活をしていました。
当然運動量は減り、カロリーオーバーの生活が続き、3カ月ほど過ぎた頃には「…あれ?なんだかお腹周りのお肉が」と自覚するほどに。
ニキータ役マギーQのウエストライン
その頃私は海外ドラマにはまっていて、アメリカのドラマ「ニキータ」の大ファンでした。
主役のニキータ役演じるマギーQは美しすぎる最強の暗殺者。完璧なスタイルと美貌を持ち、そのかっこ良さに憧れを持ちました。
激しい格闘シーンもほとんどスタントマンに頼ることなく自ら演じたそうです。
特にマギーQの美しいウエストラインは魅力的でした。あんなウエストラインが手に入ったら、どんな服でも綺麗に着こなせるでしょう。夏はTシャツにジーンズだけでもかなり魅力的です。自分に自信も持てるでしょう。
私はその強さや美しさを見習うべく、たるんだ体を元に戻そうと奮起しました。
ダンベルサイドベンドでウエストを引き締める
まず全身トレーニングに加えウエスト周りを中心に引き締めるために、ダンベルサイドベントを開始することにしました。
このトレーニングで「腹斜筋」を鍛えることができます。腹斜筋は体をひねるときに使われる筋肉で美しいウエストラインを作るためには欠かせません。
ダンベルサイドベンドのやり方
まずダンベルの負荷ですが、私が調べたところ女性の初心者は500gで良いとのことでした。
私は水を入れると500gになるというプラスチック製のダンベルを準備しました。試してみたところ、私にはほとんど負荷にならなかったため後から2kgのダンベルを購入しました。
適切なダンベルの重さはその人の筋力によって変わってきます。目安は「毎回のセット回数がやっと出来る重さ」です。
私は次の手順で行いました。
- 肩幅ほどに足を広げて立ちます。
- 片手にダンベルを腕を伸ばします。
- ダンベルを持っていない方の手は頭の後ろまたは腰につけます。
- ダンベルを持っていない方向にゆっくり体を倒していきます。
- この時、前や後ろに体が倒れてしまわないように気をつけましょう。
- 腹斜筋を収縮することができたら一度停止します。
- その後、ゆっくりと元のポジションに戻します。
- この動作を15~20回行います。
- ダンベルを持つ手を変え、同じ動作を繰り返します。
- インターバルを取ります(1分間休憩)
- 左右合わせて3セット行います。
筋トレに不慣れな方や体力に自信のない方は軽めの負荷から始めましょう。
「ダンベルを持たない方に体を倒す」方法は負荷が強くなります。
最初は「ダンベルを持った方に体を倒す」方法から慣れていくのも良いでしょう。
フォームの注意点
大切なことは回数よりも「常にフォームを意識する」ことです。
正しいフォームで行うことでターゲットとなる腹斜筋を刺激することができます。
ダンベルサイドベンドでは体を横に倒す際に、前傾姿勢になりやすいです。体の状態が見えた方が正確にトレーニング出来るので、私は全身が映る鏡を見ながらトレーニングを続けました。
時々ダンベルを持っていない手で鍛えている筋肉に触れ、収縮を確認すると「おお!効いてる~」とモチベーションが上がりました。
私はこのダンベルサイドベントを1日おきに2カ月間継続しました。その結果、腹斜筋のラインがうっすら浮き出て腹部全体が引き締まりました。