ある日、私はだらけながらぼーっとテレビを見ていました。
流れていたのは某音楽番組。ジャニーズの山下智久(山p)さんが抱いてセニョリータを歌っているその姿を見て違和感に気が付きました。
山下智久(山ピー)の大胸筋が予想外の迫力
胸元が大きく開いた山下智久さんの服から見えるたくましい大胸筋。
それが違和感の正体でした。
ジャニーズには失礼かもしれませんが、ガリガリな方が多い印象だったのと子供のころは痩せていたと記憶していたこともあり、その変貌ぶりに驚愕しました。
そこでまず第一に生まれた感情は自己嫌悪です。
山下智久さんのように神に愛され生まれながら何でも持っている才能の塊のような人は努力しなくてもそれだけで生きていけると思ってました。
しかし、彼の肉体は努力無くして手に入らないものだということは一目でわかります。
それに対し自分は何も無いにも関わらず努力もせず毎日なんとなく生きているだけの人間だという事が浮き彫りになり自己嫌悪に陥ったのです。
数時間落ち込んだその後、こう思いました。
容姿等の才能の差は埋められないけど肉体的な部分は努力次第でいつか超えられるのでは?
ここから私のトレーニング生活が始まりました。
大胸筋を鍛えて一目置かれる存在に
大胸筋を鍛える最大のメリットはボディーラインだと思います。
他の部位は服を着た状態だとなかなか見えにくいですが大胸筋と腕は服の上からでも見えますよね。要するにここを鍛えると一気に逞しく見えます。
これが意外と重要であなたに対する印象が逞しい人に変わった時、世界が変わります。
逞しくなるとまず周りから一目置かれます。嘘だと思うかもしれませんが本当です。
大半の人が「筋肉=努力無くして手に入らないもの」という共通認識があるので、自己規律が身についていてしっかり物事に取り組んでくれそうだという好印象を持つのです。
大胸筋を鍛えるならベンチプレス
大胸筋を鍛えるにはベンチプレスが1番です。
ベンチプレスは筋トレBIG3と呼ばれトレーニング愛好家たちから長年支持を受けているトレーニング種目の1つです。
ただし、初めから高重量でトレーニングするとケガをする可能性が高いです。実際にそれが原因で私は両肩関節を痛め、ひと月程トレーニングが出来なくなったことがありました。
バーの重さだけでも20Kgあるため、最初はバーのみでしっかりフォームを確認しながら行うことをお勧めします。
最初からMAX重量を追い求める問題点
私の場合、週3回各1h程トレーニングを行っておりますが日毎に部位を分け集中的に鍛えているので大胸筋は週1回ペースのトレーニングとなります。
基本は10rep×5setでトレーニングを行いバーを上下に動かしても軸がぶれないようになれば重量を上げていきました。
当初はとにかくMAX重量を上げる事に全神経を注ぎましたが思うように筋肉が肥大しません。
胸全体的に肥大するのではなく、外側だけが盛り上がっている状態。その上、とくに鍛えた覚えのない三角筋と上腕三頭筋が発達していました。
他の種目にも目を向け、多様な刺激を
大胸筋の種目を行えば大胸筋に効くと思っていましたが力任せに挙上するのではなくフォームをしっかりしなければ目的の個所に負荷がかからないという事をこの時学びました。
そこで改めて正しいフォームを勉強し、トライ&エラーを繰り返しながらトレーニングを続けました。
同じトレーニングメニューだけでは身体が慣れてしまい刺激が生まれにくくなるため、重量を下げハイレップを狙ってみたり、ベンチに角度をつけインクライン、デクラインでトレーニングを行ったりと様々な角度から負荷を与えました。
それでも内側に対する刺激が足りないと感じケーブルクロスオーバーやディップス等他の種目も積極的に取り入れながらバランス良く刺激が入るように工夫してます。
この工程で1年半程トレーニングを継続した結果、筋肥大を実感してます。
大胸筋に関してはベンチプレスのみをひたすらやればいいという方もいますが人体は十人十色なので自分に合ったトレーニングを模索し、効果を感じたものを積極的に取り入れる事が最善だと思いました。