弛んだお腹は中年の象徴である。いくら手足がすらっとしていようが、痩せていようが、ここが出ていたり弛んでいたりすると一気に老けた印象になる。
逆にここに筋肉がついて引き締まっていれば、他がぽっちゃりしていてもメリハリができ、Tシャツもウエストインできる。
お腹周りを隠そうとチュニックばかり着はじめるのがおばさんの始まりであって、私も40代のため例に漏れず腹回りを隠す同じような服ばかり買っていた。
腹さえ鍛えればお洒落にもぐっと差がついてくる。腹筋を鍛えなければならない。
5キロダイエットしても腹筋が割れない
私は自分の腹筋を見た事がない。ずっと小デブ人生を歩んで来たからである。
自分の体なのに私の腹筋が6パックなのか、8パックなのかを知らない。なんか悔しい。
しかし腹筋と言うものはもともと皆割れていて、脂肪がそれを隠しているだけであり、余分な体脂肪を減らせば腹筋が浮き上がって来るらしいのだ。
それなら、と、意を決してダイエットを決行し、マイナス5キロを達成した。
腹はすっきりとし縦線も浮かび上がったが、残念ながら腹筋は浮き上がって来なかった。
サイヤマングレートの腹筋を見て、夜中にネットショッピング
私は女なので別に横に割れていなくともかっこ悪いわけじゃないし、なんなら腹筋バキバキの女よりは、ちょっとだけぽちゃっとしてる方がモテるんじゃないかとか邪な考えも浮かんだが、とりあえずやれることはやってみようとYouTubeで情報を漁っていた。
その時見つけたのが、サイヤマングレートという人がアブローラーをする動画だった。
サイヤマンの腹筋は美しすぎた。きっちりと採寸されたように8つに割れた腹筋、その一つ一つもうず高く盛り上がっており、私が求めていた腹筋がそこにあった。
あああ、私、あんな風になりたい、そうだ、私はサイヤウーマンになるのだと決意し、夜中にAmazonにてアブローラーを1230円(税込)で買った。
完全に真夜中のテンションだった。もうこれで腹が割れたも同然だ!と余裕をかましたが、甘かった。
アブローラーで腹筋を鍛える方法
アブローラーが届き、さっそく意気揚々とやってみた。
立ったまま手にアブローラーを持ち、それを床で転がし、行って戻るだけ。それだけなはずなのだが、私のアブローラーは行ったっきり返って来ない。
行ったまま体ごと潰れてしまうのである。
初心者は壁コロ→膝コロ→立ちコロの順番で
あまりにも簡単そうにサイヤマンがアブローラーをしているので勘違いしていたのだが、立ったままのアブローラー(通称立ちコロ)は男性でもかなり難しいらしい。
まずはサイヤマンが初心者に勧めている膝をついてやる「膝コロ」にした。しかし軟弱な私はそれでも行ったきり帰って来れず、復路ならずだったので、これまたサイヤマンが勧めていた「壁コロ」にした。
これは壁に向かってコロコロする方法で、自分が行けるギリギリのところあたりで行き止まりになる為、帰って来やすいのである。とりあえずこれを10回やった。
最初は腕の力で戻ってしまったりしたが、コツを掴むとしっかり腹筋に効かせられる。まずは四つん這いになり、そこから前方へ転がしていくわけだが、手を前に転がすと言うよりは、腹筋を伸ばして前へ進み、腹筋を縮めて戻る感じ。
腰痛にならずに腹筋に効かせるコツ
前に行く時、腰をそらせすぎるともれなくひどい腰痛になる。腹部に力をいれ、いわゆる腹圧をかけた状態で腹筋を伸ばしたり縮めたりする。
腹筋ローラーはそれについてくるだけであり、コロコロすることを目的にすると腕の力でやってしまったりするのでそこは注意をした。
最初はひどい筋肉痛になり、笑うのすら辛かったが、筋肉痛がとれてはやり、を繰り返した。
回数は大体10回を数セットやったが、とにかく限界までやるのが大事なので、そこにだけにこだわりはしなかった。
アブローラーを始めて2カ月、やっと壁コロから膝コロへ昇格した。
腹筋に関しては、数が数えられる程度には割れてきた。私は6つに割れていた。はじめまして、私の腹筋。アブローラーはお腹の上部に特に効くような感じなので、下部はまた違うメニューを組み合わせると良いのかもしれない。
なんにせよ私のアブローラー修行は始まったばかり。いつかはサイヤマン、と思いを馳せながら今日もアブローラーを握るのであった。
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