トレーニングを始めた頃、YoutubeやInstagramでマッチョで格好いい人を探したり筋トレの勉強をするのが日課になっていました。
その当時は、シックスパックの腹筋や逆三角形の体形がカッコイイと漠然としたイメージで見ていました。
そんな中、エドワード加藤さんのInstagramを発見した時は衝撃的でした。
エドワード加藤の圧倒的な逆三角形
比べ物にならない程の圧倒的な逆三角形。
何が他の人と違うのかは一目瞭然、肩の大きさが桁違いでした。よく大きな肩をメロン肩と表現しますが、エドワード加藤さんの肩はスイカの様でした。
そして、エドワード加藤さんはなんといってもオシャレでカッコイイんです。私がそれまで持っていたマッチョのイメージを、大きく書き換えられました。
イギリス人と日本人のハーフで、トレーニングされているジムは高級感があり洗練されていました。ご自身がプロデュースされているジムウェア姿も素晴らしいのですが、なんといっても私服姿が良いんです。
肩が大きいので、スタイルの良さが普段着でも強調されていました。スタイリッシュなマッチョでオシャレでイケメンの実業家。強烈に憧れました。
エドワード加藤さんの肩、三角筋の秘密を徹底的に調べました。
フィジーク大会の審査の中で、大きな肩で逆三角形の上半身は重要な部分である事がわかりました。エドワード加藤さんは、その鍛え上げられた三角筋を武器に優勝を勝ち取っていたんです。
三角筋の前部、中部、後部のバランスは?
肩を形成する三角筋は、その名の通り三角形の筋肉で、前部、中部、後部の3か所で構成されています。逆三角形の体形には、正面から見た時のアウトラインを形成する中部が非常に重要です。
またその中部をぐっと持ち上げる役割を果たしている後部も重要です。
トレーニングの重要度としては、前部:中部:後部=1:5:4くらいの比率だと私は思っています。
前部は胸のトレーニング時などで、補助的に動員されることの多い部位ですので、トレーニングの重要度としては低く設定しています。
逆に後部は、他のトレーニングや日常生活の中でも使われづらい部位ですので、ターゲットに狙いを定めてしっかりと鍛える必要があります。
三角筋を鍛えるサイドレイズのやり方
三角筋のトレーニングでは、サイドレイズが一番重要であると考えます。
サイドレイズは肩の筋肉を使う感覚を得るために外すことのできない種目です。
他にも肩を鍛えるにはショルダープレス等の種目がありますが、肩の筋肉を使う感覚を得ていないとなかなかターゲットに利かすことができず、効果も半減してしまいます。
具体的なトレーニング方法を説明します。
ダンベル等のウェイトを軽く握り、胸を張り肩が外側から引っ張られるイメージで少し力を入れ、重力に任せて自然と腕を降ろします。
肩をすくめない(僧帽筋を収縮しない)様に注意しながら、肘を釣りあげられるイメージでウェイトを上げていきます。肘が耳の高さ当たりまで上がったら、1秒静止します。ゆっくりと力を抜かない様に気を付けながら降ろしていきます。
三角筋後部を鍛えるリアレイズ
三角筋後部に関してはリアレイズという種目で鍛える事ができます。
基本はサイドレイズと全く同じです。背中を丸めない様に気を付けながら、上体を45~50度前傾させて行うのが特長です。
軽めの重量設定にするのは怪我防止の観点からも重要です。
無理な重量でも、膝のバネを使ったり、上半身の勢いで上げる事が出来てしまいます。しかしウェイトを降ろす時に、重さに耐えられず落とすように肩に過重がかかると怪我をしてしまう恐れがあります。勢いを使わず、三角筋だけの力で行える重量設定が大切だと思います。
サイドレイズの回数と重量
サイドレイズは高重量を必要としないので、家庭にある物でトレーニングが可能です。
スーパーでもらうビニール袋に、水を入れたペットボトルを入れればウェイトの出来上がりです。2Lペットボトル1本で2kgですから、簡単に重量調整が出来ます。
エドワード加藤さんの巨大な肩は、ほとんどサイドレイズだけで完成されたそうです。
私の経験上、サイドレイズに関しては低重量高回数で行うと効果的でした。自分の場合は若干軽めの重量設定にし、10回10セットなど総回数が100~120回になる様に設定しています。
始めは3kgや5kgから始めてみると良いと思います。しっかりと三角筋に利いている感覚が分かると思います。
軽い重量でもしっかり負荷をかけてあげる事が出来れば、三角筋は肥大します。回復は比較的早い様に思いますので、3日に1度程度、週2回のサイクルで行っても大丈夫です。
私自身、無理をして怪我をした経験があります。早く大きくしたいと重量を追いかけた結果でした。無理のない重量設定で怪我無く安全にトレーニングを楽しんで、カッコイイ理想の体を手に入れましょう。
(文・YoshiBiz)