バズーカ岡田に学ぶ”ふくらはぎ”の内側を鍛えるカーフレイズのやり方

私は太れない体質で、昔から自分の体の線が細いことが悩みでした。

高校生になり自分のコンプレックスを解消すべくジムに通いだしました。継続することは得意でしたので毎日ジムに通い、上半身は周りからバカにされないレベルに筋肉もつきました。

しかし下半身は不得意なのか全く筋肉がつかず、特に細々としたふくらはぎは自分の体の部位のなかでも最も嫌いな部位でした。

周りからバカにさせるようなことはありませんでしたが、鏡を見るたびに短パンの太さと細いふくらはぎの対照的なサイズ感が自分にとって許せないものでした。

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バズーカ岡田のふくらはぎ

そんな中で、私はある人のふくらはぎに憧れを抱きました。それが「バズーカ岡田」こと岡田隆さんです。私が岡田隆さんに初めて出会ったのは、友人に誘われて観戦しに行ったボディビル大会でのことでした。

体の大きな選手がたくさんいる中で、岡田隆さんの大きくラインの入ったふくらはぎが私にはとても魅力的に見えました。

大会終了後、岡田隆さんと話をする時間をいただき、ふくらはぎの作り方について数多くの質問をしました。岡田隆さんは普段大学の教員をされており、そのためか質問に対する答えもとても的確で、理解しやすい言葉で回答していただきました。

物腰も柔らかく、夢中になって一方的に質問していた私に対しても丁寧に対応してくれたのを覚えています。

岡田隆さんはふくらはぎのトレーニングで、カーフレイズをメインに実施されているとおっしゃっていました。

ふくらはぎを鍛えるカーフレイズのやり方

ふくらはぎの筋肉は腓腹筋とヒラメ筋という2つの筋肉から構成されており、盛り上がったふくらはぎを作るには腓腹筋、特に腓腹筋の内側を中心に鍛えると効果があるそうです。

カーフレイズが腓腹筋の内側を鍛えるのに効果的であると岡田隆さんがおっしゃっていました。そのため、私もふくらはぎのトレーンングにカーフレイズを採用することにしました。

私は最初自重からカーフレイズをスタートしました。回数は20回3セット、頻度は週に3回実施するところから始めました。

自重でのカーフレイズが楽になってきた段階から重りをつけ始めました。初めは20kgのバーから始め、30kg、40kgと10kgずつ重りを段階的に増やしていきました。回数とセット数はトレーニングを始めた当初と変更していません。

腓腹筋の内側を鍛えるコツ

カーフレイズはかかとを上げるだけの単純な動作ですが、足部への体重のかけ方が非常に重要です。

岡田隆さんのおっしゃっていたふくらはぎの内側を鍛えるには、かかとを上げる際、母趾球に体重をかけてかかとを上げることがポイントです。

体重が母趾球ではなく、足部の外側にかかってしまうとふくらはぎの内側に刺激が入らなくなってしまいます。単純な動作だからこそ、細かい部分を意識することが大切だと感じました。

カーフレイズの効果

カーフレイズのトレーニングを開始して2カ月ほど経過し、私の体に変化が現れました。それは、ふくらはぎ全体、特にふくらはぎの内側が大きく盛り上がり、パンツが今まで以上に着こなせるようになったことです。

ふくらはぎの盛り上がりが出ると、足首との太さのギャップができ、足首を細く見せることができます。また、盛り上がったふくらはぎは短パンの時だけでなく長袖のパンツを履いた時にも下半身全体の立体感を出してくれ、パンツの着こなしが上がります。

私は当初自分自身のふくらはぎが嫌いで、特にパンツとふくらはぎの太さのギャップに対して嫌悪感を抱いていました。しかし、トレーニングをし、ふくらはぎが大きくなってからパンツも着こなせるようになり、嫌いだった自分のふくらはぎが好きになりました。カーフレイズのトレーニングを継続して、本当に良かったと感じています。

(文・SSK)

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