初心者の肩トレならインクラインフロントレイズ…目標はカネキンの肩

元祖筋トレYouTuberである金子駿(カネキン)さんは、今現在日本のフィジークの最前線を走っている選手で、昨今の筋トレやフィットネスの大流行を促した人物の1人です。

カネキンさんの身体は、これぞフィジークという筋肉量のバランスが取れたとてもかっこいい身体をしています。カネキンさんの身体で特に凄いなと思う部位は、肩の筋肉である三角筋、とりわけその前部です。

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三角筋の前部繊維に効かせるカネキンレイズとは

日本フィジーク界で肩が凄い選手と言えばメロン肩で有名なエドワード加藤選手でしょう。

しかし、カネキンさんの肩もエドワード加藤選手に負けないぐらい丸々とした肩をしています。特に、三角筋の前部繊維がとても発達しているように感じました。

カネキンさんのトレーニングはレイズ系の種目が多いのが特長。カネキンさんは、三角筋の前部繊維に効かせるために独自でダンベルを用いたトレーニング種目を作っていました。

その名もカネキンレイズです。ひと言で説明すると、1つのダンベルを使って行うフロントレイズです。こういった筋肉を大きくするために試行錯誤してトレーニングしていることが、現在のカネキンさんの綺麗な肉体を作れたのではないかと考えます。

肩の筋肉「三角筋」を鍛えるメリット

三角筋の前部繊維は、肩の前に付着していて肘を伸ばした状態で物を持ち上げたりするときに使われます。

ベンチプレスなど胸トレーニングを行うと三角筋の前部繊維もある程度使われます。ベンチプレスが強い人は三角筋の前部繊維が発達しています。

三角筋は実は上半身の筋肉の中で一番体積の大きな筋肉。大胸筋よりも大きいなんてちょっと意外ですよね。こういった大きな筋肉をしっかり刺激して鍛えてあげることで基礎代謝が上がり、痩せやすく、太りにくい身体を作ることができます。

三角筋を鍛えることで、男なら誰しもが憧れる逆三角形の身体になることができます。ウエイトトレーニングにおいて、一番怪我をしやすい部位が肩関節です。しっかり三角筋を鍛えて、外側から肩関節を守りましょう。

三角筋の前部繊維を肥大させることで、前から身体を見た時に、肩の丸みや厚みが増してより迫力が増し、男らしく見えるようになります。

三角筋を鍛えるインクラインフロントレイズ

具体的なトレーニング種目としては、ダンベルを用いたインクラインフロントレイズという種目をオススメします。

本来ならカネキンレイズを解説したいところですが、カネキンレイズはトレーニング上級者ではないと上手く三角筋の前部繊維に効かせることができないので、今回は比較的意識しなくても効かせることができるインクラインフロントレイズを解説していきます。

この種目は、ベンチ台に角度をつけたインクラインベンチに仰向けに寝ながら行うフロントレイズになります。インクラインベンチを使うことで、ダンベルを下におろすと三角筋の前部繊維がストレッチされるのが特徴です。

肘は出来るだけ伸ばして遠くにダンベルを持ってく感じで肩の高さまで上げていきます。ダンベルをあげる時は、親指が正面に向いている状態から親指が下になるように捻りながら挙げていきます。

肘を曲げてしまうと負荷が逃げてしまうので肘は伸ばすようにしましょう。重すぎるとダンベルをコントロールできず振り回してしまうためコントロールできる重さで行いましょう。回数は、10~15回行える重さで行い、週に2回ぐらい行えると効果的に鍛えることができます。

カネキンさんを応援しよう!

カネキンさんは、現在YouTuberとして筋トレ動画や減量、増量食の動画などを投稿しながら、千葉県松戸市でカネキンフィットネスジムという名前のジムを経営しています。

他にも、アパレル事業にも力を入れていてCORというブランドでトレーニングウェアやバッグなどを販売しています。CORアパレルは、とてもシンプルでカッコよく仕上がっています。

カネキンさんは、肉体のみではなく、服のセンスや車など全てにおいてカッコよくてとてもカリスマ性があります。そういったところがみんなを魅了して惹きつけられるところだと思います。カネキンさんが、もっともっと完成度の高い肉体を作ってIFBBフィジークプロになることを私は願っています。

(文・りょー)

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