私は小学校2年生から高校3年生までサッカーをしていました。高校時代はサッカーの強豪校に進学し日々トレーニングに取り組んできました。
サッカーは主に足を使うスポーツなので足だけが鍛えられるイメージがあると思います。しかしサッカーでは足だけでなく、腹筋や背筋、体幹部といった全身を鍛えることができるスポーツです。
サッカーの動作は連動で成り立っている
「ボールを蹴る」動作１つとっても、足の他に体幹部や腕の動きまで全身の筋肉を連動させて行うことで始めて力を込めてボールを蹴ることができます。
またボールに触れていない時間の「走る」といった動作においても腕振りと足の動きを連動させることによって速く走ることができます。
サッカーでは足の筋肉を鍛えるより「体幹部」の筋肉が重要と考えられます。サッカーのメッシ選手のプレーを見てください。自分よりひとまわり大きい選手の当たられても倒れず「軸」が全くブレません。他のサッカー選手を見ても、足が細い選手であっても当たり負けせず自分より大きな選手とも渡り合っています。
体幹トレーニングのやり方
体幹とは「体の主要部分。胴体。また、その部分にある筋肉。コア」のこと。この体幹を鍛えるにはどのようなトレーニングが有効なのでしょうか。体幹トレーニングを行うに当たって重要なことを2点お伝えします。
正しい姿勢で行うこと
体幹トレーニングで一番重要なことは正しい姿勢で行うことです。正しい姿勢で体幹トレーニングを行わないとトレーニング効果の半減してしまうでしょう。
体幹トレーニングは長時間体勢をキープすることが筋力アップにつながるわけではないので、短いタイムでもいいので正しい体勢を保つことが重要です。
体幹トレーニングを行う際は2人1組で体勢を確認し合う、鏡で正しい体勢を取れているか確認しながら取り組む、ようにするとよいでしょう。1セットあたりのタイムをのばすよりも、短めのセットを複数行うのも効果的です。
鍛えている筋肉を意識すること
「意識するものだけに筋力はつく」という言葉が私の通っているジム内にデカデカと飾ってありました。この言葉の通り「意識すること」は体幹トレーニングにおいても大きく効果を発揮します。
体幹トレーニングのメリット
体幹トレーニングをサッカーをしていない人が行うとどのようなメリットがあるでしょうか。
お腹周りの引き締め
体幹トレーニングには腹周りの引き締め効果があります。また体幹トレーニングは短いタイム数でも正しい体勢を意識する事で効果的に鍛えられるトレーニングです。忙しいビジネスマンや主婦の方でも空き時間を利用し体幹部を意識して鍛える事でお腹周りを引き締めることができます。
基礎代謝が上がる
体幹トレーニングをすると基礎代謝が上がると言われています。体幹トレーニングに限った話ではないのですが筋肉量が増えれば基礎代謝は上がります。体幹トレーニングで鍛えられる筋肉は身体を動かす上で必ず連動して動く筋肉を鍛えます。そのため体幹トレーニングをしっかりと行う事で、他の部位のトレーニング効果をアップさせることができます。
姿勢の改善・腰痛改善
体幹トレーニングは腹や背中、胸や尻を鍛えるトレーニングが多いです。このような身体の「幹」を鍛えることによって自然と姿勢が良くなります。腰痛持ちの方にも改善のための効果が大きいと言われています。
スポーツをしている人はもちろん、そうでない人も空き時間を利用して体幹トレーニングを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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