若い頃は全く気にしなかったのですが、30歳を迎える直前、29歳になった夏に友人から「なんか後ろ姿老けたね」と言われました。
友達に自分の後ろ姿の写真を撮ってもらって見てみると、まるでおじいちゃんのようにお尻が垂れ下がり、確かにこれでは老けたと言われてもおかしくないと感じました。
安井友梨「後ろ姿はお尻で決まる」
そんな折、ネットで「後ろ姿はお尻で決まる」という謳い文句があり、画像を調べていると安井友梨さんの画像にたどり着きました。
安井友梨さんはフィットネスビキニというボディコンテストに出場されており、特に引き上がったお尻が印象的でした。
「自分は男だけど安井友梨さんのようなこんなお尻になれば少しは変わるかも」と思い、通っていたジムのトレーナーさんに相談したところ、お尻を引き上げる種目としてヒップスラストを教えてもらいました。
また、調べる中で安井友梨さんもトレーニングの中でヒップスラストを取り入れているということもわかりました。
男も取り入れたいヒップスラストとは
お尻のトレーンングは様々なトレーニング方法がありますが、ジムのトレーナーさんに「引き締まったお尻を作りたいならお尻の筋肉が収縮したところで一番負荷がかかるヒップスラストがいいですよ」と言われました。
また様々なお尻のトレーニングを自分でも試し、ヒップスラストが一番お尻に効いてる感じがしたので、継続的に実施するトレーニングにヒップスラストを採用しました。
私は最初10回3セットを週に3回実施するところから始めました。重さの目安は、まずダンベル1kgから始めました。最初は重りをつけず、自分の体重のみでお尻に力がしっかり入っていることを確認し、そこからオモリの負荷をつけ始めました。
一番初めは20kgそこから30kg、40kgと10kgずつ負荷を増やしていきました。ヒップスラストは動作を開始するまでの姿勢づくりが他の種目と比べて少し複雑ですので、その点も説明を加えさせていただきます。
ヒップスラストのやり方
ベンチ台を横にし、肩甲骨の下部をベンチ台に引っ掛けるようにして地面に座り、バーを股関節に乗っけたところからスタートします。
バーを直接股関節に乗せた状態でトレーニングをするとバーの当たっている部分が食い込んで痛いので、あればパットなどを股関節とバーの間に挟んで実施するのがオススメです。
踵で地面を踏ん張る意識で
お尻を持ち上げるように股関節を伸ばし、そこからゆっくりとバーを下ろしていきます。私が動作の中で意識したことは、踵で地面を踏ん張ってバーをあげることです。
つま先で踏ん張ると違う部位に力が入ってしまうとトレーナーさんから教わりました。確かに実践してみると、踵で踏ん張った時とつま先で踏ん張った時とでは全く違う筋肉を使っている感覚があり、力の入れ方やフォームの重要性を理解することもできました。
お尻が大きくなり、後ろ姿が若返った
ヒップスラストのトレーニングを開始して2カ月ほど経過し、私の体に2つの変化が現れました。
1つ目は、お尻が大きくなり、パンツが今まで以上に着こなせるようになったことです。私はウェストに対してお尻が小さく、パンツはいつもお尻のところがぶかぶかだったのですが、お尻が大きくなったことでぴったりとパンツを切れるようになりました。
2つ目は、トレーニングを開始した当初の目的であった後ろ姿の若返りです。お尻のトレーニングをはじめて成果が出てからは「老けたね」と言われることはなくなったし、自分で確認しても昔よりは若々しい後ろ姿に慣れたと感じています。
ヒップスラストのトレーニングを継続して、本当に良かったと感じています。
(文・SSK)