ブランドン・ヘンドリクソンもやっているケーブルクランチで腹筋トレ

ミスターオリンピア2018のフィジーク部門にて強者を退け見事優勝を果たしミスターオリンピアの称号を得たブランドン・ヘンドリクソン選手。

ブランドンは、1987年にアメリカ合衆国のシカゴ州で生まれて今年32歳になります。身長は172cmとあまり高い方ではありません。

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フィジークプロのブランドン・ヘンドリクソンとは

ブランドン・ヘンドリクソンはオフシーズンの体重が約88Kgでオンシーズンの体重が約83Kgで減量幅は約5Kgと1年中常にコンディションの良い状態で過ごしています。

ブランドンは、2012年に初めてフィジークコンテストに出場し、翌年の2013年にはすでにIFBBプロカードを獲得し、フィジークのプロ選手として今に至るまで活躍してきました。

着実に成績を収めながは2015年にミスターオリンピアに出場し、結果は第5位とまずまずの結果を残しています。

翌年の2016年ミスターオリンピアでは第4位になり、2017年では第3位になり、着々とミスターオリンピアでの順位を上げていき、2018年のミスターオリンピアでは、見事優勝を果たしました。

ジェレミーのTシェイプか、ブランドンのVシェイプか

ブランドンの身体の特徴としては、立体的にボコボコとした腹筋と細いウエストから広がる広い背中です。

2014年から2017年までのミスターオリンピア優勝者でフィジーク界の絶対的チャンピオンであるジェレミー・ブエンディアの背中は後ろから見たときにT字に見えることからTシェイプと言われています。

ブランドンの背中は、ジェレミーとは違いV字に見えることからVシェイプと言われています。どちらが優れているかはありませんが、Tシェイプであるジェレミーの身体が1つの指標とされていたミスターオリンピアにおいてそれをひっくり返す快挙を起こしました。

2019年のミスターオリンピアではレイモント・エドモンズに敗れ惜しくも2位という結果になりましたが、これからブランドンがもっと進化した身体を作り、またミスターオリンピアの頂に立つ日が来ることを願っています。

ケーブルクランチで腹筋トレ

腹直筋を鍛えるトレーニングは様々ありますが、実際にブランドンのトレーニングメニューにも入っていて実際に私も行なっているケーブルクランチという種目を紹介します。

ケーブルクランチを行なっている人は結構いて、腹直筋にダイレクトな強い刺激を入れることができます。

ケーブルマシンに対して正面を向いて膝を着き、ロープを耳の横まで引っ張って来てそこで固定します。そこから臍を覗き込むようにお腹を丸めながら胸を太腿にぶつけるような感じでゆっくりと収縮させ、何秒かキープしセットポジションまで戻ししっかり腹直筋を伸長させます。

腕を耳の横で固定しないと腹筋で重さを引っ張らずに、腕で引いてしまうことが起きてしまうため腕は固定して動かさないように注意します。

身体を起こしていく時もゆっくり腹直筋のブロック1個1個伸びていくのを感じながら行います。この動作を私は、15回行える重量で5セット行っています。

ケーブルがないとできないトレーニングにはなってしまいますが、もしできる環境下にあるのなら是非やって欲しい種目です。

ボコボコと立体的な腹筋を目指す

腹直筋は、ボディメイクのコンテストなどに出場する人のみならず一般の人たちにもとても重要な筋肉です。

コンテスト出場者がコンテストで勝つためには、バキバキに割れ、立体的な腹直筋が必須となってきます。

そして、仮に腹筋が割れている人と割れていない人どちらが見た目的に良いかというアンケートを取ったとした時、個人差や好き嫌いである程度分かれると思いますが、圧倒的に割れている方が良いという結果になると私は思います。

夏に向けてボコボコと立体的な腹筋を目指してトレーニングしていきましょう。

(文・りょー)