長谷川浩久さんはフィジーク初代日本チャンピオン、フィジーク初代アジアチャンピオンの称号を得て、最近YouTubeに動画を投稿し始めた方です。
大阪市内に高級パーソナルジムを2店舗経営しており、オリジナルのソイプロテインなども販売しています。長谷川さんを知ったのは、ある時Googleでフィットネスについて調べ物をしていた時に、とある記事を見つけたのがきっかけでした。
その記事は、「フィジークのアジア王者は、干し芋に月3万円投資していた」という記事でした。
長谷川浩久と干し芋
この記事で紹介されていたのが、長谷川さんでした。長谷川さんは、減量期にローストビーフに月7万円をかけ、干し芋に月3万円の計10万円もかけていました。
ローストビーフは、赤身の肉で脂質が少なく高タンパクですし、干し芋は白米などと比べ血糖値の急上昇が少ないので減量にむいています。
食事にそこまでお金をかけて拘れるというのも初代アジア王者になれたことの一つであると考えます。
ギャップが魅力の長谷川浩久
長谷川さんは顔がとても童顔で肉体とのギャップが凄まじいです。
長谷川さんには色々と驚かされることばかりですが、私が最も驚いたのは大会の2~3週間前でもスイーツを頬張っていることでした。
生粋の甘党の長谷川さんはスイーツ巡りの投稿をInstagramによく挙げています。長谷川さんの身体の調整には、甘いものが必須なのではないかと思います。そして仕上げられた肉体は、誰もが憧れる肉体だと思います。
2019年のNPCJ福岡大会ではフロントポーズもさることながらバックポーズがとても良かったです。長谷川さんの鍛え抜かれた広背筋は、鳥の羽のように広がっており、これぞフィジークと言わんばかりの逆三角形を形成されていました。
広背筋を鍛えるメリット
広背筋は、筋肉の名前からも分かるように、背中にある面積の広い筋肉です。広背筋を鍛えるメリットとしては、男なら誰でも憧れる逆三角形を形成することができます。
身体が逆三角形になると、スーツなどキチッとした格好をした時に、ピシッとかっこよく着こなすことができます。
広背筋を鍛えて逆三角形になると、背中の威圧感が増してより一層男らしくなるでしょう。広背筋は大きな筋肉なので代謝がアップして太りにくく痩せやすい身体を手に入れることができます。
他にも広背筋を鍛えることでお腹周りが後方に引っ張られてウエストを引き締める効果もあります。なお長谷川浩久さんはフィジーク選手なので、体のアウトラインを作る種目として広背筋トレーニングを重視しています。
広背筋を鍛えるアシストチンニングのやり方
広背筋の広がりを作るトレーニング種目としては、ラットプルダウンが代表的です。しかし、ラットプルダウンを行うにはフィットネスジムに入会するか、自宅に高額なマシンを導入するしかありません。
お金をかけずに広背筋を鍛えたい場合は、懸垂(チンニング)という方法があります。
懸垂は、広背筋を鍛える種目の中でもかなり効果的に広背筋を刺激することができる種目であると私は考えます。器具は、公園にある鉄棒などでできますし、誰でも気軽に始められるメリットもあります。
しかし、世の中には懸垂が1回もできないという人もいらっしゃると思います。実際に私もトレーニングを始める前は、1回もできませんでした。懸垂は、気軽に始められるのにも関わらず強度が凄まじく高いということです。
懸垂ができない人はどーすれば良いのでしょうか? 私が、懸垂をできなかった時に行っていたのが、ゴムチューブを用いてアシストするアシストチンニングでした。
ゴムチューブを使うことで、体重を半分ぐらい軽くできるので、強度は格段と下がります。このアシストチンニングを何回もできるようになった頃、アシスト無しの懸垂もできるようになっていました。
懸垂ができる人でも、広背筋のみに刺激を入れるのはとても難しいものなので、1度アシストチンニングで広背筋に効かせるイメージを持っておけばトレーニングの効果も高まるはずです。
回数としては、10回~15回を3セット週に2回行っていきます。出来る限り、上腕二頭筋の関与を減らして、広背筋で身体を引くように強くイメージして行っていきます。
(文・りょー)