肉体、顔、性格ともに超絶イケメンなフィジークのエドワード加藤選手。エドワード加藤選手が出場しているフィジーク競技は、近年ボディビルに勝る勢いがあるぐらい人気です。
男なら筋骨隆々としたボディビルに憧れを抱く人は多くいると思いますが、バランスの取れた、逆三角形の身体は、男女問わず人気です。また大会のポージングにおいてもボディビルは全身に力を入れて強さをアピールしますが、フィジークは、身体に力を入れるのは一緒なのですが、笑顔を作り爽やかさを演出します。
審査にはそこまで関係しないと思いますが、フィジークの国内国外問わずトップ選手達はイケメンが多い印象です。私が初めてフィジーク大会を観戦したのが、2019年の9月に行われたNPCJのビーフ佐々木クラシックという大会でした。
ビーフ佐々木クラシックで見たエドワード加藤のバックポーズ
ビーフ佐々木クラシックは、絶大なフィジークの人気により、近年出場者が増えており、総勢で800名を超えるとても大きな大会です。
なぜこの大会を観戦しようと思ったかというと、日本国内の多くの有名選手のフィジークを見ることができるからです。IFBBの規約が今年に入り変わり、アマチュアオリンピアやプロクオリファイに出場するには、国内のNPCJが主催する大会に出場しなくてはならなくなりました。
これにより、日本大会に長く出場していなかった有名選手が出場しました。その中の1人がエドワード加藤選手でした。
エドワード加藤選手のフィジークを国内で見れるのは、最後かもしれないと思い、会場に行き観戦しました。参加人数が多いということもあり、大会は非常にレベルの高いものでありました。
その中で、ひと際輝きを放っていたのがエドワード加藤選手でした。フロントポーズも去ることながらバックポーズでの三角筋後部が他の選手とは異なり、山のように盛り上がっており、圧倒的なバックポーズでした。
エドワード加藤選手がバックポーズをとったとき、会場のみんなが歓声を上げていました。エドワード加藤選手がプロになる日も遠くないと思います。
三角筋の後部を鍛えるメリット
三角筋の後部繊維は、肩の後面に付着していて腕を水平方向に後ろに引く際に使われる筋肉です。
背中のトレーニングで後方に引っ張る種目でも刺激は入ります。三角筋後部を鍛えると、後ろから見たときの背中の厚みや広がりが増して迫力のある背中を作ることができます。
また、肩全体の丸みにも影響を及ぼしてきます。三角筋後部がしっかり肥大している人としていない人では、見え方が全く異なります。三角筋後部の凹凸があることによって身体をより大きく見せることができます。
フィットネスの大会に出場しようと考えている人はもちろん、大会に出場しない人もぜひ鍛えておきたい部位です。
ライイングリアレイズのやり方
三角筋の後部を鍛える具体的なトレーニング種目としては、ダンベルを用いたライイングリアレイズという種目をオススメします。
この種目は、フラットベンチに横向きに寝て行うリアレイズです。横向きに寝たら肩を90度ぐらい外側に開き、肘を90度曲げた状態でダンベルを持って上下に上げ下げします。
肩甲骨はなるべく動かさないように意識します。この種目は、ダンベルを下ろした際に三角筋後部に凄まじいストレッチをかけることができ、筋肥大に有効です。
腕を上げすぎてしまうと肩甲骨が動いてしまうので身体の真横ぐらいまで挙げたらゆっくり下ろしていきましょう。下ろしきった時には、決して力を抜かず負荷を逃さないようにします。
ライイングリアレイズはあまり高重量を扱えないですが、軽いダンベルでも十分追い込むことができます。高重量を扱わないため怪我のリスクが格段に下がります。
重量設定としては、15回ぐらいの高回数でしっかりコントロールできる重さで行います。セット数は、2~3セット、頻度は週に1~2回ほど行うとよいでしょう。
高重量は扱わないとはいえ、肩は怪我しやすい部位なので、しっかりウォーミングアップを行って筋肉を温めてから行いましょう。
(文・りょー)