日本ボディビル界の超新星。
20歳なのにも関わらずジュニアの枠から大きく飛び抜けており、同世代では敵なしの相澤隼人選手。
ボディビルダー相澤隼人とは
相澤隼人選手は、現在日本体育大学に通いながら日体大バーベルクラブの一員として、トレーニングに励んでいます。
彼の主な戦績は、全国高校ボディビル選手権大会3連覇、全国ジュニアボディビル選手権大会優勝、全日本学生ボディビル選手権大会2連覇、ミスター東京ボディビル選手権大会優勝とジュニアカテゴリならずシニアのカテゴリでも優秀な成績を納めています。
全日本ボディビル選手権、最年少で決勝へ!
2019年の全日本ボディビル選手権では、最年少出場者として日本トップ選手と同じ舞台で戦いました。
見事日本トップ選手の仲間入りとなる12名による決勝審査に駒を進めました。
結果は、9位となりましたが、上位の選手に引けを取らないステージングでした。
相澤隼人選手の身体の部位で飛び抜けて大きいなと感じる部位は、脚です。とくにバックポーズの時の大臀筋からハムストリングス、腓腹筋のボリュームが飛び抜けて大きくて、カットもよく出ていました。
私は、脚のトレーニングを少しサボりがちなところがあったのですが、相澤隼人選手の脚を見て、男なら脚を鍛えて太くするべきであるなと考えさせられました。
それ以降週に2回脚のトレーニングに励むようにもなりました。いつか、相澤隼人選手を超える脚を作り上げたいと思います。相澤隼人選手が日本チャンピオンになることを願ってこれからも応援していきたいと思います。
ふくらはぎ(下腿三頭筋)を鍛えるメリット
脚の下腿と言われる場所には、下腿三頭筋といわれる筋肉があります。この下腿三頭筋は、腓腹筋とヒラメ筋という二つの筋肉で構成されています。
ヒラメ筋は、深層にあり腓腹筋は、ヒラメ筋の上に付いています。腓腹筋の役割としては、足の関節を下方向に曲げるつま先立ちなどの動作で主に使われます。
筋肉は、持久力に優れた遅筋繊維と瞬発力に優れた速筋繊維という二つの繊維で構成されていますが、腓腹筋は、速筋繊維の割合が多いです。
そのためジャンプ動作や100m走といった短距離走などの瞬発的に力を発揮する動作でより働きます。
ふくらはぎの筋肉、特に腓腹筋を鍛えるメリットとしては、瞬発性の強い動きで主に使われるため、鍛えることによって瞬発力がより増し、ジャンプ力を向上させたり、短距離走のタイムを短くすることができ、高いパフォーマンスを発揮することができるようになることです。
また、ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれていて、下半身の血液を上半身に運ぶ作用もあるため、血流の改善により、むくみを防ぐこともできます。
ふくらはぎの筋肉は、大胸筋や腕の筋肉などと違って、根気強くトレーニングをしないとあまり目に見えた変化が得られないため、根気強く継続的にトレーニングを続けることが大事になってきます。
レッグプレスマシンを使ったカーフレイズのやり方
ふくらはぎの筋肉を鍛える具体的なトレーニング種目としては、レッグプレスマシンを用いたカーフレイズをオススメします。
カーフレイズという種目は、簡単に言うとつま先だちを繰り返す種目となっています。立って行なったり、座って行なったり様々な方法がありますが、個人的には、レッグプレスマシンでカーフレイズを行ったほうが、安全にかつ効果的にふくらはぎを鍛えることができると考えています。
スタンディングカーフレイズとの違い
立って行うスタンディングカーフレイズでも、十分刺激は入ると思うのですが、立った状態で重りを担いでつま先立ちになるため重心が不安定となりバランスを崩しやすくなります。
このとき他の筋群を用いて姿勢やバランスを保ってしまうため、ターゲットとなる腓腹筋にダイレクトに刺激を入れるのが難しかなります。
その点マシンで行うカーフレイズでは、動作の軌道が一定で変わることがないので、バランスを崩すこともなければ、ストッパーがついているので怪我のリスクも小さくなります。
軌道が一定なので常に同じ動作を行うことができます。鍛えたいふくらはぎにダイレクトに刺激を入れることができるようになります。
セット数は、5セット行なっています。はじめの2セットは比較的高重量にて5回から8回行い、後の3セットは軽い重量で20回ぐらい行える重量で行っています。
頻度は、週に2回。脚のトレーニングを行う時に一緒に行うようにしています。
(文・りょー)