自分が若いころは何を食べても太らない体形でしたが、30歳を過ぎると体形も崩れ、他は細いのにお腹だけはちょっと出ている状態でした。
そんなときにたまたま動画で見たのがB’zの稲葉浩志さんでした。稲葉さんの魅力といえばやはりあのパワフルな歌声と、50代になった今も変わらず走りながらパフォーマンスする姿です。
ライブは2時間以上ですからあのパフォーマンスを維持するのはかなりハードなトレーニングをしているのでしょう。最近ではあまり見せませんが、ライブのアンコールになると上半身裸になるのでその鍛え抜かれた肉体には目がいってしまいます。
B’z稲葉浩志のカッコいい体に大胸筋は不可欠
自分もこんな風な肉体を手に入れたいと思い目標として掲げました。
稲葉浩志さんの筋肉は腕は細いですが大胸筋が発達している、いわゆる細マッチョ体形です。
この大胸筋に重点を置いて鍛えようと思いました。
大胸筋を鍛えておくとTシャツを着ているだけで様になったり、胸板に厚みができるのでそれによってウエストが細く見えメリハリの利いた体形になります。要するに男性らしい体形になります。
また、上半身の筋肉の中でも大きい筋肉なので消費カロリーが上がるため太りにくい体形に近づけることができます。
大胸筋鍛えておかないと胸板が薄く、見栄えが悪く見えるためアンバランスな体形になるので鍛えておいた方がいいでしょう。
トレーニングチューブで大胸筋を鍛えられる?
早速大胸筋を鍛えようと考えたのですが自分はあまり外に出るのが好きではないタイプでしたし、またジムに通うほどのお金をかけたくないと思っていました。
そこで自宅でできるトレーニングを検討したところトレーニングチューブがいいんじゃないかと思いつきました。
しかしいざネットで注文し大胸筋を鍛えようと、ジムで行うケーブルクロスのようなトレーニングにチャレンジしては見たものの負荷が入っているようには感じられず期待していたような効果は得られませんでした。
後々調べてみると、トレーニングチューブで大胸筋のトレーニングを行うには、負荷の乗せ方がうまくできずあの頃の初心者の自分が扱うには少々難易度が高かったように感じました。
自宅でできるディップスのやり方
次に自宅でできるトレーニングを検討したところディップスがいいんじゃないかと考えました。
なぜディップスを選んだかというと、試した中で一番大胸筋に負荷が乗り結果的に大胸筋に厚みがちゃんと出たからです。
自分の家にはチンニングスタンドという懸垂ができる器具があります。そこにディップススタンドがあるのでそこでトレーニングを行っています。
荷重してディップスを行う理由
自重だと負荷が低いので5キロのダンベルと2Lのペットボトルをリュックに入れて8回前後を3セット、週2回行っています。
なぜ重さを変えたかというと重さが一緒だとその分回数を稼がなくてはいけなくなり、セットの後半になるとフォームが悪くなり狙った部位に負荷が乗らなくなるからです。
重さを変えた結果どんどん胸の厚みも良くなりました。
大胸筋に効かせるフォーム
ディップスを行う上で難しいところはやはりフォームです。
自分は大胸筋を狙ってこのトレーニングを行うので、ある程度上体を前傾にして行います。
体をまっすぐにした状態だと上腕三頭筋と三角筋に負荷が乗りすぎてしまい、ほとんど大胸筋が使われなくなってしまいます。
ですので必ず上体を前傾して行うようにしています。ディップスは強度が高いトレーニングなので体がブレてしまいがちです。ここで揺れないコツとして足をクロスして行うとやり易いです。
初心者の方でそもそも1回も出来ないという人がいます。自分もそうでした。その時は膝をついたり足をちょっとつけたりして負荷を下げる工夫をしてみましょう。
ディップスの効果は1カ月過ぎたあたりで、胸の厚みや腕回りが太くなるのを実感できました。
もし成果が出ていないのであればフォームを見直す必要があります。
(文・SeeD Zero)