若い頃はソフトボールを13年間競技スポーツとして取り組んでいた私の体型は割と引き締まっていて、健康上の悩みもなく、女の子がよく口にするダイエットにすら無縁の人生を歩んでいました。
ソフトボールを辞めた後もスポーツクラブでインストラクターとして活動していたこともあり、やはりその後も健康上のことも体型も悩むことはありませんでした。
しかし24歳で妊娠出産を経験し自分の体の変化に信じられない気持ちでいっぱいになりました。
妊娠出産による体型の変化とは
まず妊娠することにより腹筋が全く使えずお腹は赤ちゃんが大きくなりどんどん皮膚も伸びていきました。
腰回りや太ももには脂肪がつきやすくなり横向きの姿や後姿はまるで別人のようです。赤ちゃんを産んだ後は更にびっくりの連続です。
伸びたお腹の皮膚は妊娠線として残り今まで鍛えていた腹筋は全くと言っていいほど無くなりなり、インナーマッスルと呼ばれる体の内側の筋肉さえも皆無で、頻尿や尿漏れに悩まされました。
出産後も体型が変わらない鬼木絵理子さん
ここまでくると本当にまずいと思いインスタグラムで「出産後のトレーニング」「ワークアウト」「筋トレ女子」等調べてみると同じ時期に妊娠していながら、大きいお腹で出来る範囲の筋トレを行う女性を見つけました。
それが鬼木絵理子さんです。妊娠出産による体型の変化、そして24歳にして尿漏れや頻尿で悩み始めた私とは違い、自分の信念をもって、妊娠中の筋トレの姿を載せている彼女の姿に本当に感動しました。
気になって鬼木絵理子さんのことを調べてみると、現在はパーソナルトレーニングジムを経営されていて出産後も体型は全く変わらずご自身のボディメイクも行いながらトレーニング指導をしているようです。女性として本当にかっこいい素敵な方だと思います。
尿漏れに関係がある骨盤底筋とは
私は出産後、尿漏れ頻尿に悩まされました。スポーツクラブで努めていた時も、40歳以上の方のパーソナルトレーニングを行う際女性の悩みとして意外と多かったのがこの尿漏れ頻尿です。
しかしこの悩みはしっかり継続して筋力トレーニングを行いある筋肉を鍛えることで解決することが出来ます。その筋肉の名前が骨盤底筋です。
この骨盤底筋は骨盤の底にある筋肉の総称で、骨盤内臓器を下から支えています。排尿や排便のコントロールをする大切な筋肉なので、出産や老化や運動不足等の様々な原因によって「骨盤底筋」が弱くなると尿漏れや頻尿などの症状が出てくるのです。
また、それだけでなく骨盤底筋は様々な筋肉と連動します。例えば背中が丸まって猫背になったときこの姿勢ではお腹やお尻に力を入れることが難しくはないですか?
骨盤底筋はお腹の筋肉やお尻の筋肉に力を入れやすい時一緒に働く筋肉なので、骨盤底筋を鍛えることによって背筋が伸び、お尻が引き締められ見た目もかっこよくきれいな姿勢を保つことが出来るのです。
尿漏れを防ぐヒップリフトのやり方
筋肉は連動するものなので体幹のトレーニングを行うと骨盤底筋は一緒に鍛えられます。
今回はよりダイレクトに排尿、排便に関係のあるお尻の筋肉と骨盤底筋を鍛える筋力トレーニング「ヒップリフト」を紹介します。
まず「ヒップリフト」を行うための姿勢を次の①~③のように作ります。
- 床に仰向けで寝る
- 膝の真下の位置にかかとを置き、膝を曲げます
- 手は少し広げ楽に床につけて置きリラックスしましょう
姿勢を作ることが出来ましたらトレーニングを始めます。次のように行いましょう。
- お尻を肩と膝の一直線上まで上げる
- お尻にグッと力を入れ、触るとお尻がカチカチになるまで力を入れる
- そのまま30秒止まり呼吸はゆっくり繰り返す
- 30秒たったら一度お尻を下ろし1分休憩して、これを全部で3セット繰り返す
このようにしてヒップリフトで骨盤底筋を鍛えることで頻尿尿漏れの改善と予防、さらには背筋が伸びて、お尻がきゅっとしまったかっこいい姿勢を作っていきましょう。
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