今から約35年位前でしようか、当時の自分は小学生でプロレス大好き少年でした。
その時代に自分が大好きなプロレスラーでヒーロー的な存在といえばアントニオ豬木でした。
その日本のプロレス界の絶対的ヒーローである豬木が完全に完敗して、なんと失神までしてしまう試合がありました。
当たり前のように豬木が勝ちハッピーエンドで終わる事を信じていた少年時代の私は本当に驚きました。
ハルクホーガンのカッコいい体
アントニオ豬木から失神KO勝ちしたレスラーが、ハルクホーガンです。
後に色々な映画にも出演したりしていたので、プロレスフアン以外の人でも知っていると思います。
当時の日本人レスラーは体は大きくてゴツいけどカッコイイ体をしたレスラーはおらず、相撲上がりのプロレスラーが多かった為、ハルクホーガンの見事な筋肉美に少年ながらに憧れたものです。
カッコいい体の条件はお尻の筋肉?
大きな大胸筋、太い腕それぞれにメリハリのあるカットラインがあり、うしろ姿も背中からお尻、太もも裏側からカッコイイと素直に思った程です。
自分も二十歳位から本格的に筋力トレーニング始めましたが、少年時代にみたハルクホーガンの体にずっと憧れていました。いつかあんな体になりたいという思いは大人になっても持ち続けていました。
見事な上半身をつくるためには下半身も鍛えないとバランスのよいカッコイイ体にはなりません。
そして力強い下半身を作るには、あまり知られてはいないですが、まずはお尻のトレーニングをやらなければなりません。
お尻の筋肉の重要性
下半身強化のためのトレーニング種目は数多くがありますが、その中でスクワットと呼ばれる足のトレーニングが有名です。
もちろん足のトレーニングも大事ですが、足の筋肉と同じくらいお尻の筋肉も大事だと言うことはあまり知られてないのではないでしようか。
足のトレーニングと上半身のトレーニングに重きをおいてトレーニングする人は多いと思いますが、お尻の筋肉は足のトレーニングのついでくらいにしか思ってないという印象です。
人間の体の下半身の動き全てにお尻が関わっており、下半身の動きのスタート時はお尻からと言っても過言ではないです。
普段の立ったり座ったりの動作もお尻からです。
老人でお尻の筋肉が弱くなると立ち上がれなくなり、そして足が弱くなりやがて歩けなくなります。
野球、サッカー等のスポーツ選手も一流選手は皆んなお尻がカッコイイと思います。更に若い人ならお尻が引き締まっていると、後ろ姿がカッコよく又は美しくなります。
鏡の前で体の前は確認できても後ろ姿は確認できないので、積極的に体の後ろ側の筋肉は鍛えた方がいいです。
数あるお尻を鍛える方法で、効果も高く更に体幹も鍛える事ができる、ブルガリアンスクワットを紹介します。
ブルガリアンスクワットのコツ
ブルガリアンスクワットは片足を前に出し、もう片方の後ろ足は台にのせて屈伸運動します。
簡単そうに見えますが、多くの人が間違えてやっているのを見かけます。
ブルガリアンスクワットのポイントには、
- 前に出した足のカカトが自分の顎の下位まで出す
- 下がった時の上半身は前傾姿勢(猫背ではない)
- 前側の足のカカトから地面を踏み込むイメージ
があります。
足の幅を短くし姿勢がまっすぐで、全然お尻に負荷がかかってない人達をよく見ますが、とても勿体ないです。
せっかく同じ時間トレーニングするのだから、効果があるほうがいいど思います。
以上のこの3つのポイントを守ってトレーニングすれば、何気なくやるよりかなり効果があります。
初めてトレーニングした時は、次の日は朝起きるのも大変でした。お尻の筋肉が動かせないと、足も動かせない事に気付き、あらためてお尻の筋肉は大切だということを実感しました。
さらに、お尻のトレーニングをするようになって、スクワットも強くなり足の筋肉のカットもでてきました。お尻トレーニングは絶対におすすめです。