私は高校生の頃からフェイスラインがコンプレックスでした。
かわいい女の子と付き合っている男友達や、テレビで見るイケメン俳優は決まって顎のラインがシャープだったからです。
顎をよく使って食べたり、ストレッチをしてみたりしましたが、なかなか効果がでず長続きしませんでした。
石原さとみもフェイスラインがコンプレックス?
ある日、フジテレビ系で放送された「石原さとみのすっぴん旅inギリシャ」という番組で、石原さとみさんが「フェイスラインがコンプレックスだった」と話していました。
私は石原さとみさんのような綺麗な人でも、フェイスラインがコンプレックスなのだと知り驚きました。
そして石原さとみさんが胸鎖乳突筋を鍛えてフェイスラインをくっきり浮かび上がらせたと聞いて、「これしかない!」と決意。
石原さとみさんの一度やると決めたことはきっちりやる性格に魅力を感じ、私は男性ですが、この人をお手本にしようと思いました。
フェイスラインを引き締める胸鎖乳突筋とは
まず、石原さとみさんが鍛えたという胸鎖乳突筋について調べました。
胸鎖乳突筋を鍛えるメリットは顎のラインがくっきりするのはもちろん、肩こり・首こりの予防や、二重あごの解消、首のけがの防止などがあるそうです。
私は仕事で肩こりや怪我をしたりするので、私生活と仕事どちらでも役に立つと思いました。また、鍛えなくてもほぐすだけで「スマホ首」の改善にもつながるといわれています。
胸鎖乳突筋をトレーニングすることにはこのようなメリットがありますが、注意しなければならない点もあります。それは、顎を綺麗に見せるには鍛えすぎも良くないことです。
過度のトレーニングは首を痛めますし、首回りが太くなってしまうので、綺麗なフェイスラインを目指す人にとってはバランスの見極めが大事です。
胸鎖乳突筋を鍛えるネックフレクションのやり方
私は顎・首回りを鍛える種目として、ネックフレクションという種目を選びました。
ネックフレクションは、胸鎖乳突筋トレーニングの中で、最も効果的で簡単な鍛え方の一つとされているからです。
ネックフレクションのやり方はこのようになります。
まずヨガマットなどの平らな床に仰向けで寝て、手は頭の後ろで軽く組んでおきます。
次に顎を自分の胸元めがけて近づけていき、首から上だけを小さく持ち上げていきます。
最後に元の仰向けの状態に戻るよう、ゆっくりと首を下していきます。
これを15回繰り返して1セットとし、最低3セット行います。
実践してみて気づいたことは、一つ一つの動作を雑にせず、段階に応じて負荷やセット数を増やすと効果的だということです。
初めてこの種目を実践した時は、翌日筋肉痛になりました。今まで首回りにフォーカスしてストレッチをしたことはあっても、首まわりの筋トレをしたことはなかったので当然の結果だと思います。
動きに慣れて雑にならないように注意
問題は「慣れ」です。慣れると一つ一つの動作が雑になり、上手く刺激が伝わりません。
コツはゆっくり動かすことと、なるべく腹筋を使わないことです。頭を上下する一連の動作をゆっくり行うことで、負荷を逃がさず鍛えることができます。
ネックフレクションは、腹筋のトレーニングのシットアップに似ており、つい腹筋で頭を上げようとしてしまいがちです。腹筋を使ってしまうと胸鎖乳突筋への刺激が弱まり、効果は低くなります。
筋トレを始めて数カ月、翌日の筋肉痛はおろか筋肉の張りを感じない日が続いたこともありましたが、この二つを意識してからは徐々に変化が表れ始めました。
継続すれば結果はついてくる!
継続のコツは、とにかく理想の顔を意識してモチベーションを下げないこと。私はいつも石原さとみさんの顔と自分の顔を見比べて、気持ちを下げないようにしました。
トレーニングする日と時間を決めたら、絶対にやりきることも大切です。
私は筋肉痛が治るまで様子を見ながら、月・水・金の週3回、仕事の昼休憩中にやるのを日課にしました。首回りがシャープになった現在も欠かさず行っています。
トレーニングを始めて半年後、ようやく友達にも「顔が小さくなったね」と言われるようになりました。首回りの筋肉は胸や肩、背中と違って小さくて細い筋肉です。
効果が出るまでそれなりに時間がかかるので継続が重要だと思い知りました。しかし辛抱強く正しいフォームで続けていれば、必ず結果はついてきます。
私は自分のコンプレックスが解消できて自信がつき、イキイキした生活を送れるようになりました。石原さとみさんを信じて本当によかったと思います。